沖縄県島尻郡伊是名村に帰属する屋那覇島の一部が中国人の所有になったとニュースになっていますね。
事の発端は、中国人女性がSNSで「自分が買った島」として屋那覇島を写して投稿したのがきっかけでした。
実際に登記上も屋那覇島の一部が所有権移転されており、無人島が中国人に所有されたとして波紋を呼んでいます。
この女性が何者で、いくらの値段で何を目的として購入したのか気になりますよね。
屋那覇島を購入したと主張する中国人女性が誰なのか、その値段と目的を含めて調べてみました。
- 屋那覇島を購入した中国人女性は誰?
- 屋那覇島の値段と女性の目的
屋那覇島の所有者中国人女性は何者?
屋那覇島を購入したのがどんな人物なのか気になりますよね。
この中国人女性は飲食店経営者であることが分かっています。
- 34歳中国人女性
- 中国の飲食店経営者
- 家族が不動産経営をしている
中国人女性は、「親族の法人名義で屋那覇島を購入した」と主張しています。
登記の記録では、屋那覇島は2021年に義昌商事株式会社という中国系不動産会社に所有権移転されており、女性のいう親族の企業がこの会社であると考えられます。
家族が不動産経営をしているという彼女の発言と、義昌商事が中国と日本を繋ぐ不動産事業をしていることを踏まえると、両者の関係は血縁である可能性が高いですよね。

この会社のグループ企業の中に、中国本土で展開している飲食店が複数あり、女性はその中の一つであるカレー店『Hour Curry(小时咖喱)』の経営者ではないかと言われています。
中国で20店舗ほど展開している人気チェーン店で、おしゃれな内装で子供や女性に特に人気なんだそうですよ。
義昌商事の事業沿革を見ると、社長である馬氏が最初に中国で展開したビジネスがカレーチェーン店であることが分かります。
その大事なビジネスを任されていることから、この女性がビジネスにある程度の特性が備えていることが想像できます。学歴や実務経験もそれなりにあるのではないでしょうか。
この企業グループでも大事な立ち位置を任されていることから、MA Laboratoryグループ内では重要人物であると考えられますね。
屋那覇島の競売価格は?
メディアでは屋那覇島がオークションで競り落とされたように報道されていますね。
しかし実際には、屋那覇島が日本企業から義昌商事株式会社の手に渡ったのは、競売ではなく任意売却で譲渡されています。
そして、任意売却後に一度競売にかけられていますが、取り下げられた経緯があります。
この時の価格は約1,500万円ほど。沖縄県の裁判所のデータに基づくものなので間違いはなさそうです。
中国メディアでは1,100万円程度で購入したかと報道されていますが、実際に競売にかけられた金額とあまり誤差がありませんので、この競売価格がどこからか伝わったのかもしれません。
いずれにしても、競売価格は1,500万円ほどですが、任意売却でもっと高額な金額で義昌商事が取引されています。

屋那覇島取得の中国人女性の目的は?
この女性は、屋那覇島所有について、ビジネス目的だとメディアに話しています。
義昌商事の事業にもリゾート開発がありますので、その点では一致していますね。
女性は3年前から取引をしていたと述べており、所有権譲渡が2021年だったことを踏まえると、ずっとこの土地を狙っていたと考えられます。
確かに沖縄県はリゾートにぴったりの場所ではありますが、義昌商事がペーパーカンパニーではないかなど不可解な点が多く、ビジネス目的という名目に疑問を持つ人が多数です。
本国の軍事的要素も見え隠れしますが、本当の目的はまだ明らかでないので、引き続き屋那覇島での動きは注意して見ていく必要がありそうですね。
まとめ
この記事では、沖縄県屋那覇島を購入した中国人女性が誰なのかと、競売価格、所有の目的について紹介しました。
海外のニュースでも取り上げられるなど注目度の高い話題ですが、日本政府の消極的な姿勢が懸念されます。
今後どう展開していくのか、この話題は注目していきたいですね!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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