堺雅人さん主役の日曜劇場「VIVANT」が放送開始されましたね。
ドラマVIVANTは初回放送まで予告が全くなく、内容が分からないことで話題を集めていました。
第1話の放送は11%を超える高視聴率で発進したようですが、初回から非現実的な設定がありえないと言われています。
特に物語のきっかけとなる100億円の誤送金は、現実では起きえないことだと多くの視聴者が指摘しているんです。

VIVANTのドラマ設定ってありえないの?
誤送金以外にもドラマの脚本や設定に違和感があるとされています。
この記事では、ドラマVIVANTのありえない設定をまとめてみました。
- VIVANTのありえない設定3つ
- VIVANTの誤送金はありえない?
VIVANTの誤送金はありえない?
ドラマVIVANTの第1話では、堺雅人さん演じる乃木が務める商社の誤送金が発端となり、海外のテロ組織につながる大問題へと発展しました。
100億円という多額の誤送金を行ってしまったわけですが、そもそもこんな誤送金は現実ではありえないことだと多くの人が指摘しています。
あとは、銀行のネットバンキングシステムで取引上限金額をあらかじめ設定するので、桁違いの送金をするというのはそういう意味ではありえない。#VIVANT https://t.co/Tnq86M388X
— 缶コーヒー (@kancoff) July 16, 2023
会社勤めで経理関係を扱ったり、金融業界や商社で勤めた経験がある方は違和感を感じたかもしれませんね。
通常、多額の送金を行う際は社内で何重にもチェックが行われるため、ドラマのようにすり抜けることはありえない。稟議書の書き換えも非現実的
一般的に、ドラマ内のように多額の送金を行う際には、社内で何度も誤りがないか確認作業が行われます。
営業部門で確認作業が行われた後も、経理部門で担当者レベルから部長レベルまでのチェックが行われるはずです。
つまり、VIVANTのドラマ内のように、稟議書が書き換えられ、経理をすり抜けることなどありえないんですよね。
大きな事業を開始する場合は、扱う金額などを予め社内で調整するはずです。
1億円と100億円を誤るなんてことは起こりえません。
VIVANTでは社内に誤送金の犯人がいるそうですが、故意に金額をすり替えても現実なら承認されない
さらに言えば、銀行でも100億円のような多額を海外送金される場合、テロ組織などに渡らないか確認する機能があるはずです。
このように、現実では何重にもチェックが行われるのでこのような多額の誤送金は起こりえません。
視聴者からも多く指摘されていますね。
VIVANTの誤送金は、ああいうのはあり得ないな。仕事で日本円で5〜6億円くらいを外貨送金したこと何度かあるけど、それだけでも会社全体で複数の組織から厳しいチェック入るよ。あんなボタンひとつで1人が大金を送金などできん。ま、ドラマだから楽しめればいいんだけどねw
— mi*yu (@pz3vg10) July 16, 2023
ドラマのストーリーを作る上では仕方のない設定なのかもしれませんが、もう少しリアリティを持たせられなかったのだろうかというところは疑問です。
海外ドラマチックな壮大なドラマなので、多少のぶっ飛んだ設定も許容範囲だとの意見もあります。
なんかようわからんぶっ飛んだ内容だった
— エナドリ☆takeshi (@takeshi19578046) July 16, 2023
けど最後の方引き込まれたなぁ…#VIVANT
誤送金のシーンについては賛否両論ありそうです。
ドラマ自体はとても面白そうなので、多少の粗には目をつむってみてみるのも良いのだと思います。
VIVANTありえない設定3つ
ドラマVIVANTには、誤送金以外にもありえないと言われる設定があります。
- 親友がCIA
- 誤送金解決に社員一人で海外渡航
- アジアの国なのにドル送金
親友がCIA
ドラマでは乃木が消えた100億円を追うべくCIAで働く親友に助けを求めます。
そもそも商社マンとCIAが親友という設定が非現実的ですよね。
CIAと商社のサラリーマンがつながってる事自体すごくぶっ飛んだ設定だね#VIVANT
— まつお (@kochel_of) July 16, 2023
しかもCIAが情報を個人的に調べて外部に流すなんてもってのほかで、ありえません。
まだ1話なのでここから2人の昔話が出てくるとなると別ですが、まだ判明していません。
乃木がアメリカ育ちでCIAと近しい関係であったなどでなければ、この設定をスムーズに受け入れるのは難しそうです。
社員一人で海外渡航
誤送金を解決するために乃木は一人で海外に渡ります。
そもそも、乃木が誤送金の犯人かもしれない可能性を残して一人で海外に行かせるのもおかしいですよね。
逃亡する可能性だってあるはずです。
また、誤送金を解決するために海外に社員一人で行かせるというのも違和感を感じます。
#VIVANT
— まりん (@dorama_suki) July 17, 2023
誤送金の凄い大金を取り戻すためにやばそうな外国にたった1人で行かせられるってブラック企業なん?
堺さん大使館にたどり着けて良かったね!
相手方に頭を下げる必要がある場合、上席を含めて複数名で行くのが一般的ではないでしょうか。
アジアの国なのにドル送金
ドラマ内の架空の国、バルカ共和国というのはモンゴルの近くのアジア中枢の国だということです。
アジアの国であれば通貨はドルではない可能性が高いですよね。
そんな国にドルで送金すること自体おかしいと指摘する人もいます。
円建てか、その国の通貨で送金をするのが一般的のようです。
他にもドラマ作中でありえない設定が出てくるかもしれないので、新たに発見したら更新いたします。
まとめ
ドラマVIVANTのありえない設定をご紹介しました。
誤送金問題やCIAの親友など、数々の違和感がぬぐえないドラマですが、ドラマの壮大なスケールからすると些細なもののようにも思えます。
ドラマのストーリーに矛盾を生じるような問題でなければ、多少のおかしな設定は大目に見てドラマを楽しむのが良いのではないでしょうか。
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