高知県土佐市の移住・町おこし事業を巡ってあるトラブルが議論を呼んでいます。
土佐市は地域の活性化のために移住を促進しており、その取り組みを活用して移住した若い夫婦が経営していた人気カフェが退去を命じられたというんです。
このカフェ『ニールマーレ』が入っていた建物「南風」を管理していたのはNPO法人だそう。
なぜ南風を巡って土佐市が炎上しているのか、管理人のNPO法人はどんな活動をしているのか気になり調べてみました。
土佐市南風が炎上しているのはなぜ?
土佐市の南風が炎上する発端となったのはこちらのツイートがきっかけでした。
【拡散お願いします】
— 崖っぷちカフェ店長@理不尽な退去通告、私物化されたNPO法人と戦う (@kurumi121422) May 10, 2023
田舎はどこもこうなんですか?
地域おこし協力隊として東京から高知に移住したのに、地元の有力者に従わなかったら出ていけと言われました。市役所も言う通りにしろと言います。
「Twitterで発信します」と言ったら「たかがSNSや」と鼻で笑われました。現状を知ってください。 pic.twitter.com/udCYfTK1pG
大阪から土佐市に移住した若い夫婦は、南風という建物でカフェの経営を始め、8年ほどかけて人気店に育てたんだそう。
ところが、地域の権力者(80歳くらいの男性)の言い分に従わなかったが原因で、この物件の退去を迫られることに。
この権力者の男性こそが、物件を管理するNPO法人の理事長で、この建物で経営する以上は立場が強いということになります。
この権力者は
- オーナー妻に対し身体を触るなどのセクハラ
- 従業員の女の子に恫喝
- メニューにない料理の強要
- 知り合いの料理人を雇うよう要求
など身勝手な態度で高圧的に接してきたようです。
これらの要求を拒否することが続いた結果、突然退去させられる流れになったんだそう。
その退去通知についても、NPO法人の総会を開かずに捏造した書類を持ってきたことなど、理事長の男性への不信感は募る一方。
幸い、不審に思ったNPO法人会員の通告で、捏造された書類に基づく退去は逃れたようなのですが、その後なんと土佐市職員から退去を命じられることに!
この背景には、地元の権力者である理事長が土佐市職員に働きかけ、夫婦の退去をさせるように南風の次の利用者の公募を始めたのです。
公募の公表も細々とやっていたため、締め切り間近まで気がつかなかったんだそう。
ギリギリに公募の申し込みはできたものの、残念ながら南風の利用者はもう一方の希望者に決まってしまいました。
この希望者というのも理事長の息のかかった人物だそうなので、根回ししたとしか思えませんね。
地域行政である土佐市がなぜ1人の男性に頭が上がらないのか気になります。
オーナーの投稿にはその背景も詳細に書かれていたので、続いて紹介していきます。
土佐市南風のNPO法人は?
土佐市南風のNPO法人の名前や理事長が誰なのか気になりますよね。
このNPO法人について調べた方がいらっしゃいました。
僕は高知市に住んでてドライブで主に長岡郡に行くけど、「どこも」ってことはないと思うけどね。
— gfx-8 (@gfx82) May 10, 2023
大豊町の大田口カフェはよく行くけど、子供がすげぇ可愛がられてて地元の人たちとも仲良くやってる感じ。
調べてみたけど土佐市で南風でNPOってことは「新居を元気にする会」かな。
その理事は横山昌市 https://t.co/uDktj9Kle4 pic.twitter.com/wgvbVdSmnA
このツイートでは、NPO法人は『新居を元気にする会』で理事長は横山昌市さんとされています。
夫婦の投稿では具体名は公表されていませんが、南風の中に法人の事務所もあるようなので、間違いなさそうですね。
観光交流施設である南風の設立の背景には、土佐市の河川氾濫対策の事業があったようです。
氾濫を抑えるために改修する作業を行う際、反対する地域住民を切り崩す中心人物となったのが、この理事長でした。
要するに、土佐市の事業を遂行するのに尽力した恩人というわけです。
オーナーは、土佐市は理事長に対し恩があるから文句が言えないのではとツイートしていました。
物件の管理人と地域行政である土佐市がグルになって仕舞えば、太刀打ちするのは難しいですよね。
今後どうなるのか引き続き注目していこうと思います。
まとめ
土佐市の南風が炎上している理由や、NPO法人の理事長は誰なのか紹介しました。
夫婦の言い分通りであれば、とんでもないことですよね。
これからの動向も注目していきます。
新しい情報が入り次第更新しますね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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