キー・ホイ・クァンの助演男優賞受賞はなぜ?アカデミー賞までの経歴と現在を紹介

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第95回アカデミー賞(2023)の受賞者が発表されましたね!

とりわけ注目を集めたのはキー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)の名スピーチ。

涙ながらに苦難を語った受賞スピーチはとても感動的でした。

アカデミー賞は欧米出身のハリウッド俳優が名を連ねることが多いですよね。

ベトナム出身のキー・ホイ・クァンがアカデミー賞助演男優賞を受賞できた理由を調べてみました。

この記事で分かること
  • キー・ホイ・クァンアカデミー賞受賞の理由
  • 受賞スピーチの内容
  • キー・ホイ・クァンの経歴
  • 実力や演技力は?
  • 現在の活動は?
目次

キーホイクァンのアカデミー助演男優賞受賞の理由は?

キー・ホイ・クァンがアカデミー賞を受賞したのは『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』という作品です。

平凡に暮らすエヴリン(ミシェル・ヨー)が突然マルチバースの世界に飲み込まれ、並行世界で人類を救うヒーローとして危機に立ち向かうSFアクション。監督はダニエル・クアンとダニエル・シャイナート

この作品で主人公の夫の役を務めたキー・ホイ・クァン、役どころは平凡な人物からヒーローに豹変するという難役。

作中での多彩な演技やアクションが絶賛されて様々な賞レースを獲得しています。

キー・ホイ・クァンがエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスで獲得した受賞歴はこちら

  • 全米映画俳優組合賞
  • ゴールデン・グローブ賞
  • 全米映画批評家協会賞
  • Gotham Independent Film Award
  • Independent Spirit Award

ゴールデン・グローブ賞でもスピーチが話題になっていましたよね。

キー・ホイ・クァンの演技力について調べてみると、誰もが受賞に納得する優秀な俳優さんでした!

キー・ホイ・クァンの演技力

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスでのキー・ホイ・クァンのアクション演技も、繊細な表情使いなど全てが完璧で、名演技が観客の心を鷲掴みにしているようです。

なんでもアクション演技はジャッキーチェン仕込みなんだとか。

そもそも本作はジャッキーチェンを起用目的で脚本が作られたのだそう。

キー・ホイ・クァンが選ばれた理由を調べてみると

  • 多言語が話せること
  • ユーモアもシリアスも演じられること
  • アクション演技ができること
  • 多彩な人柄を演じられること

これらの条件に当てはまる人物を監督が探していた時、ちょうど子役だったキー・ホイ・クァンを見つけ、さらに彼が俳優業に復帰するタイミングだったためオーディションを案内したのだそう。

監督の求める全てをこなす演技力を元々備えていたことがわかります。

キー・ホイ・クァンはハリウッドで子役として活躍した経験があり、幼少期から演技の才能があった人物です。

『インディー・ジョーンズ(魔宮の伝説)』や『グーニーズ』の人気作品に子役として活躍

スピルバーグ作品でデビューし、スピルバーグ子役出身という輝かしい経歴の持ち主です。

ハリウッドでアジア人に用意される枠が元々少ないこと、子役のオーディションは高倍率だということを踏まえると、ベトナムにルーツを持つキー・ホイ・クァンがハリウッドで活躍していたのは凄いことなんですよね!

元々ハリウッド界でも評価されていたその演技力が今回の作品で実力が認められ、アカデミー賞受賞に繋がりました。

キー・ホイ・クァンが受賞した「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」ぜひ映画館で観てみたいですね^^

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの上映スケジュールはこちら

キー・ホイ・クァン受賞スピーチの内容

キー・ホイ・クァンのアカデミー賞受賞でオスカーを手にしながら語ったスピーチが感動的で話題になっていました。

彼の受賞スピーチをまとめてみました。

アカデミー賞受賞スピーチ
  • 難民キャンプで何年か過ごしていた私がハリウッドの大舞台に立っている
  • 映画でしか起こらないような物語が自分に起きている「アメリカンドリーム」
  • 自分のために数多くの犠牲を払った母親、毎日電話してくれた弟に感謝している
  • 20年間、ずっと諦めないことを支えてくれた妻に感謝を伝えたい
  • 夢は信じるもの、諦めかけたが信じ続けた

最後には夢を信じ続けてほしいと締めくくっていました。

夢を諦めずに追いかけ続け、アメリカンドリームを勝ち取ったキー・ホイ・クァンのスピーチは希望をもらえますよね!

同作で受賞したゴールデングローブ賞でのスピーチ内容はこちら

スピーチ
  • 子役での活躍を超えられないのではと恐れていた
  • 自分にはもう何もないと思っていた
  • 自分を助けてくれた仲間に感謝している

アジア人のルーツをもち、難民であることや元子役の経歴など、様々な壁を乗り越えて手にした受賞スピーチは感動ものでした。

キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)の経歴

キー・ホイ・クァンの経歴を調べてみました。

プロフィール
  • 名前   ジョナサン・キー・ホイ・クァン
  • 生年月日 1971年8月20日
  • 出身   ベトナム・サイゴン
  • 言語   英語、ベトナム語、広東語、北京語

ベトナムで生まれ、サイゴン陥落で居住を離れて香港に移住、その後アメリカへ一家で渡っています。

難民としてアメリカに移住後、数年間難民キャンプで過ごしてきました。

その後、ハリウッドの人気作品の子役オーディションを勝ち抜き、俳優デビューを果たします。

  • インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(1984年) ショート・ラウンド役
  • グーニーズ(1985年) データ役

子役として活躍後、ハリウッドでアジア人が活躍し続けることの難しさを感じたことや、映画制作を学んでみたいという思いから、南カリフォルニア大学の映画学部で裏方業を勉強しています。

学んだことを活かすべく、数々の映画の制作スタッフとして作品に関わってきました。

  • X-MEN(武術アシスタント)
  • 拳神-KENSHIN-
  • ザ・ワン
  • 2046(助監督)

『2046』という作品では、出演したキムタク(木村拓哉)さんに監督との通訳をしていたそう!

語学が堪能で、俳優もしていたので、裏方業でも活躍していた様子が伺えました。

俳優業を休止していた間も、演技の仕事をしたいとずっと思い続けていたそうです。

キー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー)現在の活動

キー・ホイ・クァンは「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」で俳優に復帰しました。

ブランクを感じさせない演技と、賞レース席巻は素晴らしい功績ですよね!

今までは裏方として活動していましたが、今回の復帰作を皮切りに、今後は映画界で再び活動するそうですよ^^

アカデミー賞受賞でますます活躍の場が広がりそうで楽しみですね♪

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まとめ

この記事では、キー・ホイ・クァンのアカデミー賞助演男優賞受賞の理由や経歴を紹介しました。

アジア人としてハリウッドでの快挙、とても勇気がもらえます!

受賞作品であるエブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスは現在上映中ですので、ぜひ鑑賞してみてくださいね^^

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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