2023年12月31日に放送の第74回紅白歌合戦。
出場歌手が発表されましたが、日向坂46が落選となり驚いている方も多いと思います。
2023年末の紅白歌合戦出場者は、AKB48をはじめとする48グループの落選だけでなく、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属の歌手が44年ぶりの「出場者ゼロ」となったことや、EXILEを擁するLDH勢、ハロプロ勢らが不選出となるなど、ネットで話題を集めています。
中でも日向坂46は2019年から昨年まで4年連続で出場していたこともあり、落胆の声が聞かれるとともに、落選に疑問を持っている方も多くいるようです。
なぜ日向坂46は落選となってしまったのでしょうか?
この記事では、日向坂46の落選の理由や過去の紅白でのやらかしについて解説していきます。
- 日向坂46の落選の理由
- 日向坂46の紅白でのやらかしについて
日向坂46紅白落選なぜ?理由を解説
日向坂46の落選の理由については一つの理由ではなく、いくつかの理由が複合して落選となったようで、落選の理由4選を解説していきます。
- 人気の低下
- MV再生数の低下
- 2023年の活躍不足
- そもそも坂道グループの枠は2つ?
1.人気の低下
日向坂46は2023年以降、人気の低下が叫ばれていて、一部では「下り坂」と揶揄されることもあるようです。人気低下の理由について考察していきます。
- CD売上枚数の低下
- オンラインミート&グリート(個別トーク会)の売上低下
- 1期生・2期生の高齢化
・CD売上枚数の低下
CDの売上枚数はどうでしょうか?
年代毎のCD売上枚数は以下の通りとなっています。(オリコン記録)
年代 | シングル 1枚目 | シングル 2枚目 | シングル 3枚目 |
---|---|---|---|
2019年 | 「キュン」 62.2万枚 | 「ドレミソラシド」 53.5万枚 | 「こんなに好きに なっちゃっていいの?」 55.1万枚 |
2020年 | 「ソンナコトナイヨ」 64.4万枚 | ||
2021年 | 「君しか勝たん」 54.9万枚 | 「ってか」 45.7万枚 | |
2022年 | 「僕なんか」 48.4万枚 | 「月と星が踊るMidnight」 46.3万枚 | |
2023年 | 「One choice」 50万枚 | 「Am I ready?」 53.7万枚 |
CDの売上だけで見ると2021年以降に大きな変化は見られませんが、逆に言うと2021年以降は売上枚数の伸び悩みがあるように思えます。

・オンラインミート&グリート(個別トーク会)の売上低下
新曲の発売記念などで行われる個別トーク会、『オンラインミート&グリート』(通称:ミーグリ)。
10thシングル『Am I ready?』の新曲発売を記念して開催されたミーグリの完売率は、日向坂46の歴代ミーグリの完売率最下位となっています。
詳細な売上実績は不明でしたが、ミーグリでの売上も落ちていることは間違いなさそうです。
・1期生・2期生の高齢化
日向坂46は不動の人気を誇る小坂菜緒(2期生)や齊藤京子(1期生)、加藤史帆(1期生)など、主に1期生と2期生が引っ張っていますが、1期生・2期生は高齢化によりファン離れが起きていると言われています。
若返りを図るため運営側は、現在3期生・4期生を推しているようですが、後輩メンバーが人気を思うように獲得できず、古参ファンからの評価はあまり良くないようで人気の低下に繋がっていると思われます。
2.MV再生数の低下
日向坂46の人気低下はMVの再生数からも見て取ることができます。
- 9thシングル『One choice』は、3月27日公開で324万回
- 10thシングル『Am I ready?』は、7月3日公開で295万回
対する他の坂道グループの状況はどうでしょうか。
- 櫻坂46の6thシングル『Start over!』は、5月30日の公開で772万回
- 乃木坂46の32thシングル『人は夢を二度見る』は、3月22日の公開で686万回
公開日の違いはあれど、他の坂道グループに比べてほとんどダブルスコアをつけられている状況を見ると、日向坂46が一歩後退している様子がうかがえますね。
3.2023年の活躍不足
2023年の日向坂46は活躍不足が顕著となっていて、ネットでも度々取り上げられています。
2023年の日向坂46
— @ (@fQCeCbHFLj6393) September 25, 2023
ワンチョイMV 坂道表題歴代 最下位
アムアイspotify 坂道表題歴代 最下位
アムアイ ミーグリ完売率 日向歴代 最下位
加藤史帆写真集 当時日向ワースト2売上
上村ひなの写真集 日向 最下位売上
2023ライブ円盤 2022円盤から売上半減
これで今度はギャグみたいな体制でアルバム発売
アルバム売上が過去最低記録を更新しました
— エルテーミス (@_breakblade_) November 14, 2023
ミーグリ要員を19→31名へ増やしても爆死です
勝負の年だった筈がシングル、アルバム、MV、サブスク、ライブ動員どれも低迷
日向坂の紅白復活出場が難しい理由は2点ある
①主力メンバーの卒業を控えている
②3、4期が弱く受け皿になり得ない#日向坂46 pic.twitter.com/rBMINbkbK9
2023年はライブでも空席が目立つことが増えてきていて、2023年に開催された『Happy Train Tour 2023』は福岡公演と宮城公園で空席があったことが話題になりました。
宮城公演では空席が目立ったことにショックを受けた、メンバーの一人である佐々木美玲がブログにて、『宮城公演ね、少し席が空いてしまっていたの』と報告し、福岡公演では土日開催にも関わらず空席があったことでファン離れが深刻化しているようです。
4.そもそも坂道グループの枠は2つ?
紅白歌合戦の坂道グループの枠は2つだと言われています。
理由は最近の紅白歌合戦の坂道グループの出場数にあります。
- 2019年 日向坂46、乃木坂46
- 2020年 日向坂46、乃木坂46、欅坂46
- 2021年 日向坂46、乃木坂46
- 2022年 日向坂46、欅坂46
- 2023年 乃木坂46、欅坂46
いかがでしょうか?
2020年は3組出場していますが、2020年以外は2枠になっていますね。
2023年の欅坂46は勢いがあるため、乃木坂46と欅坂46に人気や実績で勝てなかったと言われていますが、2020年は3組出場していることもあり、枠数の問題というよりは実績が足りなかったと思われます。
日向坂46紅白やらかしって?
2022年の12月31日に放送された『第73回紅白歌合戦』で日向坂46が披露した楽曲が、一部ファンの間で賛否を起こすことになりました。
その楽曲は『キツネ』という楽曲で、2019年に2ndシングルとしてリリースされた『ドレミソラシド』のカップリング曲でした。
最新曲でないどころか、表題曲でもない『キツネ』の選曲は波紋を呼び、”2022年末の流行語大賞トップ10に選ばれた『きつねダンス』とのコラボありきでの選曲だったのではないか”との声もあり、この結果賛否が問われることになったようです。
これは日向坂に対する怒りじゃないけど、やっぱり坂道でも紅白は厳しいんだからキツネダンスからのキツネとかやってる場合じゃないんだよな。
— くりーん() (@stray_bullet555) November 13, 2023
俺は昨年月星やらなかった事未だにNHKに対してキレているからな。
去年の紅白、シングル表題曲を歌わせてもらえなかった、去年流行ったキツネダンスに便乗して選曲したかと思われる「キツネ」だった時点で2023年に代表作と呼ばれる表題曲を世に出さないと日向坂やばいぞ‼️って思ってたら…現実になりましたね…。#日向坂46#紅白
— だいご (@Daigocchan) November 13, 2023
まとめ
ここまで、日向坂46の『紅白歌合戦落選の理由』や『紅白歌合戦でのやらかし』について紹介してきました。
この記事をまとめると以下の通り。
- 紅白歌合戦の落選は人気の低下が原因
- 人気の低下はMV再生数、ミーグリ完売数や公演での空席などで顕著に表れている。
- 2023年の活躍が足りなかったことも原因
- 2022年紅白歌合戦にて楽曲選曲が物議を醸していた
日向坂46ファンも、2023年の奮わない姿を見る限り、今年の落選は妥当だと考える人も多く、「残念だけど今年の評価としては腑に落ちる」「現状を見ればしょうがない。これをきっかけにいい方向へ変化していってほしい」などと言われています。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
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