2023年10月2日に放送がスタートする連続テレビ小説「ブギウギ」。
この朝ドラは、戦後の明るいエネルギーとスター歌手の輝かしい物語を描くものとして、多くの期待を集めています。
特に、ヒロインに俳優の水谷豊さんと元キャンディーズの伊藤蘭さんの娘である趣里さんが抜擢されたことで、より一層注目度が高まっている作品です。
そんな「ブギウギ」の脚本を担当する脚本家は、どのような経歴と代表作を持つのでしょうか?
この記事では、その脚本家に焦点を当て、そのプロフィールと実績について詳しく紹介します。
そして、どのようにこの物語を紡いでいくのか、楽しみにしている方も多いことでしょう。
- 朝ドラ「ブギウギ」の脚本家は誰なのか
- 脚本家の代表作や経歴について

ブギウギ(朝ドラ)脚本家は誰?
2023年後期の連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本家は、足立紳さんと桜井剛さんが共同で務めることが決まりました。
これにより、朝ドラの脚本家が2人体制となります。
脚本家が2人いることに驚かれる方も多いかと思いますが、実は朝ドラが複数の脚本家によって制作されることは珍しくありません。
ちなみに、「舞い上がれ!」の脚本家は桑原亮子さん、嶋田うれ葉さん、佃良太さんとなっており最近放送された朝ドラも複数人で制作されています。
また、長編ドラマである朝ドラは半年間続くため、脚本家が2人いることで、より多彩なストーリーが展開されるでしょう。
制作統括の福岡利武さんは、足立紳さんのユニークな世界観と桜井剛さんの温かなタッチが素晴らしい化学反応を起こすと述べ、お二人を起用した理由を語られています。
「ブギウギ」のストーリーは、この2人の脚本家によってどのように展開されるのか、楽しみです。
半年間にわたって放送される、その間には様々な出来事が織り交ぜられるでしょう。
そんな足立さん、櫻井さんの代表作や評判について気になる方は多いのではないでしょうか。
足立さん、櫻井さんの経歴や代表などについて紹介していきます。
足立紳(脚本家)の経歴や代表作と評判は?
足立紳さんは1972年に鳥取県倉吉市で生まれ、日本映画学校を卒業後、相米慎二監督に師事します。彼は助監督から演劇活動を経て、シナリオの執筆に取り組みました。
その中で、松田優作賞受賞作「百円の恋」が2014年に映画化され、大きな注目を浴びています。
この作品で足立紳はシナリオ作家協会の菊島隆三賞と日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞しました。
その後も彼の才能は光り続け、2016年にはNHKドラマ「佐知とマユ」の脚本で市川森一脚本賞を獲得し、2019年には自身が監督・脚本を手がけた「喜劇 愛妻物語」が東京国際映画祭の最優秀脚本賞を受賞。
また、小説作品も多く執筆し、その中には『喜劇 愛妻物語』、『14の夜』、『弱虫日記』、『それでも俺は、妻としたい』、『したいとか、したくないとかの話じゃない』などがあります。
そして、上記で紹介の通り2023年にはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を担当することが決定しました。
足立紳さんは長年にわたり映画やテレビドラマで実績を積み重ね、その才能が多くの賞で称えられ、特に「拾われた男 LOST MAN FOUND」などで名前が知られるようになり、彼の作品は多くの人に愛されています。
櫻井剛(脚本家)の経歴や代表作と評判は?
櫻井剛さんは茨城県日立市で1977年に生まれ、専門学校東京ビジュアルアーツ映画演出専攻を卒業しました。
彼の脚本家としてのキャリアは2001年に「青と白で水色」で日本テレビシナリオ登竜門大賞を受賞したことから始まっています。
その後、2005年には映画「ゴーグル」で監督と脚本を担当し、2008年にはアニメ「ワンピース(スリラーバーク編)」の脚本を執筆しました。また、2011年にはフジテレビドラマ「マルモのおきて」の脚本を手がけ、大注目を浴びています。
その後も櫻井剛さんは幅広いジャンルで脚本を執筆し、作品の中で特殊能力を持つキャラクターを描くことが特徴となりました。
彼が手掛けた作品には「ビギナーズ!」や「ミス・パイロット」が含まれています。
特に注目すべきは、NHKの夜ドラマ「あなたのブツが、ここに」の脚本を担当し、第60回ギャラクシー賞に入賞したことです。
彼の作品は視聴者に感動や共感を呼び起こし、特に「マルモのおきて」や「あなたのブツが、ここに」は多くの人々に愛されています。
櫻井剛さんは日本の脚本家として、その実力と才能を着実に発揮し続けてくれるでしょう。
まとめ
この記事では、2023年10月2日にスタートする連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本家、足立紳さん、櫻井剛さんについて詳しく紹介してきました。
足立紳さんは「百円の恋」や「喜劇 愛妻物語」などで高い評価を受ける実力派脚本家であり、一方の櫻井剛さんは「マルモのおきて」などで特殊能力をテーマにした作品を手がけ、注目されています。
「ブギウギ」は2人の脚本家によって紡がれる物語であり、その組み合わせから生まれる多彩なストーリーが楽しみです。
朝ドラファンやドラマ愛好者にとって、2023年10月2日の放送開始を心待ちにする作品と言えるでしょう。
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