柔道選手で有名な阿部一二三、阿部詩の兄弟。
日本柔道界で兄弟ともにトップの成績を残しており国内外でも有名なアスリートですよね。
9月に開催されているアジア大会に出場しておらず、疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。

阿部一二三選手と阿部詩選手はなぜアジア大会に出ていないの?
阿部一二三選手と詩選手がアジア大会に出場していない理由が気になりますよね。
この記事では阿部兄弟がアジア大会柔道に出ていない理由を解説します。
- 阿部一二三アジア大会出ていない理由は?
- 阿部詩アジア大会出ていない理由は?
阿部一二三と阿部詩がアジア大会出ていない理由は?
阿部一二三選手と阿部詩選手は柔道界のトップにたつ兄弟なので、アジア大会に出ていないことで気になった方も多いのではないでしょうか。
パリ五輪の出場権を獲得しているため、出場メリットがない
阿部一二三選手、阿部詩選手はどちらもパリオリンピックの出場権をすでに獲得しています。
阿部一二三選手、阿部詩選手、角田夏実選手、新添左季選手の4名がパリ五輪の日本代表に内定済み
阿部兄弟は東京オリンピックで史上初の兄弟そろっての金メダルを叶えましたよね。
阿部一二三選手は、パリオリンピックでも兄弟そろって2連覇を達成したいと意気込みを語っています。
来年のパリオリンピックに向けて練習を重ねている中なので、アジア大会に出場していないのでしょう。
アジア大会に出場して怪我でもしたらパリオリンピックに影響しかねません。
とはいえ、パリオリンピック内定者でありながら角田夏実選手はアジア大会に出場していました。
角田選手は、アジア大会に出場した理由について
パリオリンピックにピークを持っていくため
と語り、アジア大会では新たに調整や課題を攻略するよう取り組んでいたそうです。
そのような理由があれば内定者でもアジア大会に出場するケースがあるんですね。
一方阿部一二三選手は
パリで勝つことだけを考えて過ごす
と発言しています。
詩選手も
1年間の準備期間でもっと強くなれる
と話しているため、パリオリンピックでの2連覇に集中しているものと思われます。
パリオリンピックまではアジア大会のような大きな大会には出場しないのではないでしょうか。
そもそも、今季のアジア大会はパリオリンピックの代表権争いの戦いではありません。
アジア大会2023柔道ではパリ五輪の代表争いの対象大会から外されている
この大会に出場する意図は「強化の機会」だと言われています。
既にパリ五輪に内定している選手もいれば、まだ代表権を狙っている選手も出場しています。
柔道界でのアジア大会の位置づけをご紹介します。
アジア大会(柔道)はどんな大会?
先ほども紹介した通り、今回のアジア大会はパリ五輪予選争いの対象大会ではありません。
アジア大会は若手選手の登竜門
日本に限らず、アジア大会に出場する選手はトップ選手ではなく、新人や若手の選手が多いと言われています。
日本柔道連盟もアジア大会を「強化の機会」と言っている通り、アジア大会は育成の場という立ち位置です。
それでも世界的に大きな大会ですし、オリンピックに出場する選手のプレーが見られる貴重な機会でもあります。
今回は阿部一二三選手と阿部詩選手の姿を見ることは出来ませんでしたが、来年の活躍を期待したいですね^^
まとめ
この記事では阿部一二三選手と阿部詩選手がアジア大会に出場していない理由をご紹介しました。
すでにパリ五輪の内定を獲得しているため、アジア大会に出場しなかったと思われます。
兄弟そろってパリ五輪での2連覇を目標として練習を重ねているそう。
阿部兄弟の2連覇を来年見られるのか、今から楽しみですね!
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